Ustream ライブ配信の分析ツール

Ustreamでは新しいツールをご用意いたしました。ライブ配信の分析ツールです。以前の解析ツールよりもより綿密により正確にライブ配信を解析できる機能です。今現在この機能はプロブロードキャスティングとエンタープライズカスタマーのみでご利用いただけます。

ライブ配信の分析ツールは、リアルタイムで配信やネットワークの状況が一目で確認できるツールです。ダッシュボード右横のメニュー「ライブ配信の分析」よりアクセスできます。

解析ツールにアクセス後、ページ上方のドロップダウンメニューよりモニターしたいチャンネルを選択します。オフエアーのチャンネルは、設定されたチャンネルの限られた情報が表示されます。配信中のチャンネルは、配信パフォーマンスの詳細情報が表示されます。

このページで表示される情報:

  • チャンネルのステータス:ライブ/オフエアー、また現在の配信の継続時間
  • 自動録画のステータス:オン/オフ
  • 配信ヘルス:配信先のロケーションからUstreamサーバーに可能なアップロードビットレートによって変動します。
  • バッファリング比:配信側と視聴者の両方のロケーションの合計バッファリング比です。
  • 視聴者:今現在の視聴者、アカウントの可能なのべ視聴時間、配信を視聴している上位3ドメイン、視聴者数の多い上位3の国

下の画像はライブ配信に重要な配信モニターです。ここでは2つの有用な情報が表示されます。配信者がUstreamサーバーに送っているデータ、またUstreamが視聴者に送っているデータが正確に確認できます。サーバー視聴では、Ustreamが配信者のネットワークから何を取り込んでいるかを表示。複数のビットレートを送信している場合、左側に縦並びのボタンが表示され、Ustreamに配信者が送っている違うビットレートをそれぞれ確認できます。埋め込み動画視聴は、Ustreamプレーヤーと他のサイトに埋め込まれた動画の視聴を表示します。

下の配信モニターは、配信設定の情報です。ここでは配信の構成に関するいくつかの基本的な情報を示しています。配信先ロケーション、エンコードに使用されたデバイスタイプ、Ustreamサーバーのローケションが最初の欄に表示されます。その情報の下には動画とオーディオ配信コーデック、解像度、アスペクト比などがリストされます。

チャンネル設定では、今現在モニターしているチャンネルで使用可能な機能のリストが表示されます。一目でパスワードステータス、埋め込み制限などが確認でき、ここから機能をロックすることができます。

一番下のタブはパフォーマンスメトリックスです。このタブではISP(インターネットサービスプロバイダ) や CDN(コンテンツデリバリネットワーク)を介してどのように視聴者に配信がなされているかを確認できます。与えられたISP上で何人の視聴者が配信中にバッファリングを体験したかがリアルタイムで分かります。また、どのISP や CDNが今現在一番多い視聴者を獲得しているかなども確認できます。

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