Elementalライブエンコーダーを使ってUstreamで配信

Adobe Flash RTMP出力を介して、Elementalライブエンコーダーを使ってUstreamで配信ができます。このエンコーダーは、信頼性があり、同じエンコーダーから別の場所に複数の配信を送信するのに適しています。

 Ustream チャンネルのRTMPアドレスとストリームキーを取得

1. Ustreamアカウントにログイン。または、新しいアカウントを制作します。

2. 画面右横のユーザーアイコンをクリックし、ドロップダウンメニューからチャンネル設定を選択します。

   

3. 配信をしたいチャンネルを選択し、「ライブ配信設定」をクリック。

   

4. エンコーダー設定の項目の「設定」をクリックします。

   

5. 「エンコーダー設定」のRTMPアドレスとストリームキーを見つけます。

   
6. 次のステップでこのインフォメーションが必要になるので、このページを開けたまま次のステップに進みます。

 ElementalライブエンコーダーからUstreamに単一の配信を送信

1. ウェブブラウザーのIPアドレスを入力し、Elementalにログインします。

2. 「Event Control/イベントコントロール」タブより「New Event/新規のイベント」を制作します。

   

3. 「Input/入力」をHD SDIまたはFile Inputとして選択します。このデモではFile Inputを使用します。テストをするには「Loop Source/ループソース」オプションが役立ちます。エンコーダーにいつもエンコードするためのコンテンツが用意されるからです。

   
4. 「Output Group Adobe RTMP/出力グループAdobe RTMP」を選択します。
5. 「New Output/新規出力」で、ウェブの「H.264 HD / SD Presets」のプリセットのどれかを選択します。
6. ここで、先ほどのupstream.tvのエンコード設定ページを開けます。
7. Elementalの「Output/出力」ページの「RTMP Endpoint」の項目に、RTMP URLを入力します。
8. Elementalの「Stream Name」の項目に、ストリームキーを入力します。
9. 「Advanced」タブをクリックし、そこでエンコーディングプリセットの詳細を設定できます。 
10. GOP Size、またの名を「Key Frame Interval/キーフレームインターバル」を変更することは重要です。今回は、30 FPSで配信しますでの、2秒のキーフレームインターバルに60フレームを選びます。「Bitrate/ビットレート」がどこで変更できるか確認し、ビット毎秒でどのようにリストされているかも確認します。 
11. 「Start」をクリックしエンコーディングを開始します。プレビューはElementalからの出力を表示します。Ustreamチャンネルページや埋め込み先から配信を見ることができます。 

 同じUstreamチャンネルに複数のクオリティーの配信を送る

Elementalは複数のクオリティーの配信を一つのUstreamチャンネルに送ることに適しています。

• Ustreamプレイヤーに表示したい一つの配信クオリティーに付き一つの出力を使用します。（クオリティーは４つまで表示できます）
• 全ての出力のRTMP最後尾は同じです。これは全ての配信が同じチャンネルに送信されるためです。
• ストリームキーの最後に番号を付け足し、クオリティーを設定します。１は最高のクオリティーの配信。２は次に高いクオリティーの配信。このように番号が高くなるほど、クオリティーが低くなります。これを４つまで設定することができます。この番号はストリームキーのすぐ後にスペースなしで付け足します.
• 一番大きいフレームサイズの配信を、配信１とし、次に大きいサイズの配信を配信２とします。

Ustreamラベルが適合していることを確認するため、配信番号が出力番号と一致していることを確認します:

4 出力

4 配信

適合している出力(Outputs)、配信(Streams)、フレームサイズ(Frame Sizes)、ビットレート(Bitrates)が表示されます。