Ustreamでコンテンツを視聴するにも配信するにもポートの開設が必要です。ポートを開くための具体的な手順は、オペレーティングシステムやブラウザの種類により異なりますが、ある程度の手順は普遍的なはずです。多くの場合、配信のためにファイアウォールで変更を行う必要はありません。
重要
変更が必要な場合は、提案するすべての変更をネットワーク管理者が認識していることを確認してください。ファイアウォールの設定の変更は、ネットワークのセキュリティと直接関係しますので、単にUstreamで配信という以上にネットワークに深く関わる結果になるかもしれません。何をするべきかしっかりと理解していない限り、ネットワークのファイアウォールを変更するのは避けましょう。確信がない場合は、ネットワーク管理者に連絡し、変更を依頼することをお勧めします。
コンピューターポート vs. ネットワークポート
ファイアウォールについてはこちらから。コンピューターファイアウォールのポートはプログラムをアクセスするか、またはコンピューターによってアクセスされるかどうかをコントロールしています。ネットワークポートはネットワークファイアウォール上に存在し、そのネットワーク上の全てのデバイスのアクセスコントロールするネットワークファイヤウォールの開け閉め以外は、ほとんど同じ機能をします。
ネットワークポートの開設
ネットワークにポートを開設する際、一番最初に行うのはルーターの設定ページを開くことです。ブラウザーにルーターのIPアドレスを入力すると設定ページが開きます。ルーターのIPアドレスは、一般的に使用しているルータのブランドに基づいて、デフォルト設定になっています。Windowsのマシーンのコマンドプロンプトウィンドウに「ipconfig」とタイプするとこのデフォルトが見つけられます。Macの場合、システム環境設定メニューの「ネットワーク」アイコンをクリック、そのページの「詳細」をクリックすると、TCP/IPタブが表示されますのでそれを選択。そのページからIPアドレスを見つけることができます。
ルーターのIPアドレスを見つけ、そのアドレスをブラウザーにタイプするとルーター設定のページにアクセスすることができます。ここでユーザー名とパスワードが必要になります。大概デフォルトでユーザー名とパスワードが「admin」「admin」となっています。この情報を変更する前にお使いのルーターのサポートセンターに相談することをお勧めします。
この後のステップはお使いのルーターのブランドによって異なります。「ポート転送設定」セクションや「アプリケーションやゲーム」セクションを開きます。そこで、「新規のルールを追加」をします。
ユーストリーム配信/視聴用 ファイアウァールとプロキシポートの開設を参照。
PC
Windowsのファイアウォールでポートを開設または設定するには、コントロールパネルにアクセス、セキュリティータブのWindowsファイアウォール設定タブを選択します。詳細をクリックします。
ファイアウォールウィンドウの左側にルールのリストが表示されます。そのリストから、インバウンドルールを選びインバウンドルールセクションを表示します。その後、新規ルールを選択すると新規インバウンドルールウィザードが開きます。制作するためポートルールを選び、ポートタイプとしてTCP や UDPを選択。(特定のポートタイプはここから)特定のローカルポートを選び、開設したいポートの番号を入力します。
この後、特定のポートを許可または拒否します。Ustreamでの使用のためには「許可」を選択します。新しく作ったポートルールをに名前をつけ終了をクリックします。
Mac
Macファイアウォールは少しPCと異なり、特定のアプリケーションへのアクセスを許可しなくてはなりません。特別なポートをMacに解説する必要がある場合は、ターミナルを通して行います。またはシステム環境設定メニュより、ファイアウォールを介した特定のアプリケーションアクセスを許可するよう設定することができます。システム環境設定へアクセスしセキュリティーとプライバシータブを選択します。
ここからファイアウォールタブを選択し、ファイアウォールオプションボタンをクリックします。そのページからファイアウォールを介したアクセスを許可するアプリケーションを確認することができます。プラスアイコンをクリックすると新規のアプリケーションがリストに追加できます。